こんにちは、柴犬アナリストです。
今回は「理想の資産運用」についてお話します。特に2025年にNISAで投資を始めた初心者の方に向けて、どのような資産配分(ポートフォリオ)が長期的に安心できるのかを解説します。
私が理想の資産運用を考え始めたきっかけは、2025年4月後半に起きた“トランプショック”です。関税の影響で市場が大きく動揺し、多くの投資家が不安を感じました。特に、今年からNISAで米国株を中心に投資を始めた方は「やっぱり株式投資は怖いのでは?」と思ったのではないでしょうか。
そこで本記事では、将来同じようなショックが起きても影響を最小限に抑えられるような、分散投資による理想の資産運用ポートフォリオ をご紹介します。
投資戦略
まず結論からお話しますと、、、ズバリ
攻めと守りの両方をバランスよく取り入れ、安定した配当を確保しつつ、株価自体の長期的な上昇を安心して見込める投資を目指します。
以下におすすめの投資先、投資先の割合をまとめました。次回のブログにて、具体的な銘柄紹介、割合の詳細、背景など共有いたします。
おすすめ投資先
- 米国株 → 投資信託、個別株、ETF
- 日本株 → 投資信託、個別株、ETF
- インド株 → 投資信託
- 新興国株 → 投資信託
- ゴールド → 投資信託、ETF
投資先を一点に集中させるのはリスクが高く、複数の資産に分散投資することが理想の資産運用の基本です。特に、ゴールド(金)は株式市場が下落した時でも価値が保たれやすいため、リスクヘッジとして必須の資産と言えます。
また、インド株や新興国株は人口増加や経済成長の期待が大きく、長期的なリターンを狙える投資先として注目されています。一方で、米国株や日本株はポートフォリオの中核として安定した基盤を構築する上で欠かせません。
このように「守りのゴールド」と「成長性のあるインド株・新興国株」、「安定感のある米国株・日本株」をバランスよく組み合わせることが、長期的に安心できる分散投資戦略となります。
米国 S&P500 とゴールド比較してみました !!
2025年からのトランプ政権による関税の影響で、株価は歴史的な下落となりました。ここでS&P500 とゴールドを比較すると、1月頃からじわじわと両者の差が広がり、4月後半に S&P500 が底打ちしたタイミングで、ゴールドは一段と上昇しました。その背景としては、ゴールドが安全資産として認識されていること、価値が下がりにくい特性を持つこと、各国の中央銀行が積極的に購入している動きなどが挙げられます。

投資先、ポートフォリオの割合
投資先の割合は人それぞれ異なるかと思いますが、以下に目安としてまとめました。
- 米国株 → 30-40%
- 日本株 → 30-40%
- インド株 → 10%
- 新興国株 → 0-5%
- ゴールド → 25%

株の景気サイクルから見ると、近い将来に米国株の終焉が来るとは限りませんが、米国ブームが永遠に続くとは言い切れず、やや不確実性があります。S&P500 やオールカントリー(約6割が米国株)などの指数に淡々と積み立てることは一つの有効な戦略ですが、米国株へのフル投資から少し距離を置くことは重要なポイントだと考えています。
また多くの方は NISA を活用していることでしょう。そのため、目先の5年ではなく、10年、20年先、ご年齢によっては30年先を見据えた投資先を見極めることが重要です。特にインドは人口が右肩上がりで、近年では中国を上回っています。このような人口動態と GDP 成長率を考慮すると、インド投資は非常に大きな成長ポテンシャルを持っていると考えられます。
今回は以上となります。次回は、もう少し具体的な銘柄についてご紹介したいと思いますので、ぜひご覧いただければ幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。今回は初めてのブログ投稿ということもあり、未熟な点や、私自身の投資経験の浅さが見える部分もあるかと思います。どうか温かく見守っていただければ幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。